マインド

先入観にとらわれず「オープンマインド」になるべき理由と具体的方法

こんにちは

instagram集客×引き寄せの専門家の田尻紋子です。

「オープンマインド」とは?その意味とメリット

ビジネスの世界では、お客さんの心理状態として「オープンマインド」という言葉が使われることがあります。

オープンマインドというのは、心を開いて相手の言葉を素直に受け入れようとする態度のこと。

たとえばあなたが尊敬するメンターのお話なら、どんなことも素直に学ぶことができるはずです。

これがまさにオープンマインドで相手の話を聞いている状態。

でも、あなたが嫌いなYouTuberとか、学校の先生の話とかをイメージしてみると、あんまり中身が入ってこない…ということがよくありますよね。

これは先入観にとらわれてしまっている、オープンマインドではない状態です(「クローズドマインド」とも呼ばれます)。

私たち女性起業家がビジネスに取り組む上では、どんなときにもオープンマインドでいることが大切です。

このオープンマインドのメリットについて、詳しくみていきますね。

幅広い知識を身につけられる

オープンマインドでいる人は、新しい知識を積極的に吸収することができます。

どんなことでも先入観を持たずに学べるため、幅広い知識を深く身につけることができるでしょう。

凝り固まった先入観を持っていると、どうしても新しいことを学ぶのに抵抗を感じたり、自分のやり方にこだわってしまったりすることも出てきます。

しかしオープンマインドを持っていると、異性や年下の成功者など、どんな人からも学びを得ることができるのです。

対人関係のストレスが減る

オープンマインドの人は、クローズドマインドの人よりも、対人関係のトラブルを抱えにくいという特徴があります。

相手の意見を尊重して受け入れることができるため、意見の食い違いによって争いに発展することが少ないのです。

人間関係のトラブルが減ることで、日常的なストレスも大幅にカットできるでしょう。

そうすればビジネスに取り組む集中力も高まって、より成功しやすいメンタルを持つことができるのです。

思考停止から抜け出せる

オープンマインドを持てていない人の多くは、固定観念に縛られて思考が停止してしまっています。

たとえば、「自分の営業方法が絶対に正しいはずだ」と考えていると、どれだけ効果のある手法が新しく登場したとしても、身につけてみようと考えません。

ビジネスでは思考停止して現状維持する人たちは、相対的にみるとゆるやかな衰退を経験します。

ライバルたちが新しい手法を学んでいるのに、一人だけ古いやり方にこだわっていれば、自然とライバルに差をつけられることになるのです。

こうした思考停止から抜け出し、現状維持から卒業できるのもオープンマインドのメリットなのです。

なぜ私たちはオープンマインドになれないのか?


でも、私たちの多くはオープンマインドを持てずにいるのが実情です。

プライドがジャマしてしまうのか、どうしても先入観や固定観念に縛られて物事を捉えてしまいがちなんですね。

たとえばあなたがInstagram集客で大きな成果を出していたとして、別の人から「TikTok集客がいいよ!」と言われたら、素直にTikTokを使い始められるでしょうか?

「でも、今はInstagramで収入が増えているし…」と考えて、つい後回しにしてしまうと思います。

この状態はクローズドマインドの典型で、新しいことを学ぶチャンスや大きな売上を手に入れる機会を逃してしまうのです。

変化を起こすのが怖い

そもそも私たち人間は、現状維持が大好きで変化を嫌うという性質を持っています。

これは野生だった石器時代の人間の名残なので、誰もが抱えてしまうことではあります。

現在女性起業家として活動している方の中にも、「起業するときにはめちゃくちゃ勇気がいりました」と感じる方は多いでしょう。

オープンマインドでいるということは、常に変化を受け入れるということでもあるため、なかなか身につけられないのも当然のことなんですね。

傷つきたくない

オープンマインドでさまざまな人の話や意見を受け入れるということは、自然と自分への批判も受け入れることになります。

世間で人気を集めているタレントやアイドルには、大量のファンがいる反面、アンチもたくさんいるのが普通です。

オープンマインドを身につけることでアンチからの攻撃を受けて傷つくのを恐れて、現状維持という選択をしてしまうのは珍しいことではありません。

失敗した過去がジャマしている

人の話を信じたら詐欺に遭ってしまったとか、新しいことに挑戦したら手痛い失敗を経験してしまったりすると、過去のトラウマのせいでオープンマインドになれないこともあります。

そうしたトラウマを克服するのは大変な努力を必要とするでしょう。

まずは一人だけでも自分のことを受け入れてくれる人をみつけて、「この人にだけはオープンマインドでいられる」という経験を増やしてみることをおすすめします。

そうすることで、少しずつオープンマインドに対する安心感が生まれてくるはずです。

オープンマインドになる具体的方法

続いて、具体的にオープンマインドになるための方法についても紹介していきますね。

オープンマインドな人をイメージする

ビジネスで成功するための手っ取り早い方法として、すでに成功している人のマネをするというテクニックがあります。

成功者の思考や行動をコピーすることで、自分一人の独学でやっているよりも何倍何十倍も早く結果が出せるのは当然ですよね。

オープンマインドを身につける際にも、お手本となる人をみつけてマネすることから始めましょう。

いつもオープンマインドでいる人を観察してみて、話し方や言葉の使い方をチェックしてみるのです。

ときには「こういうとき、あの人だったらどうするだろう?」と、オープンマインドな人のことをイメージするだけでも効果がありますよ。

一歩引いて考えてみる

オープンマインドを身につけるには、まずは先入観や固定観念を手放すことがポイントになります。

とはいっても、自分が先入観・固定観念にとらわれていることを自覚するのって難しいですよね。

そんなときには、「…と考えているんだな」と思考するクセをつけることをおすすめします。

たとえば「TikTokよりもInstagramのほうが結果が出ているしな」という思考が浮かんだら、『…と考えているんだな』と付け加えてみるのです。

こうすることで自分の先入観や固定観念を、一歩引いて見つめ直すことができます。

自分がクローズドマインドを持っていることを認知できれば、それだけでもオープンマインドを身につけるきっかけになるでしょう。

たくさんの情報に触れる

できるだけたくさんの情報をインプットしてみて、オープンマインドにならざるを得ない環境を作るのもおすすめです。

さまざまな考え方や手法を知ることによって、「世の中にはいろんなものがあるんだな」と気づくことができます。

その気づきが、「じゃあ、もっと開いた心でどんどん学んでいこう」という考え方につながることもあることでしょう。

たくさんの本を読んだり、多くの人に会って話を聞くことで、きっとオープンマインドが身についていくはずですよ。

おわりに

今回は「オープンマインド」をテーマにお話ししてきました。

ここで紹介した具体的なテクニックをもとに、あなたもオープンマインドになれるよう心がけてみてください。