こんにちは
instagram集客×引き寄せの専門家の田尻紋子です。
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固定観念に縛られないことの大切さ
今回は「ブログなし、お茶会なし、メルマガなし」で売上をあげるための方法がテーマになります。
すでにビジネスをやっている人なら、どこかで「メルマガを書かないと集客ができない」「キラキラブランディングしないと商品は売れない」「プロダクトローンチは絶対に必要」と聞いたことがあるかもしれません。
今回お伝えするのは、そうした固定観念に縛られずにビジネスをやるべきだよというお話です。
成功する方法は1つじゃないけど、最短な方法を選ぶべき
女性起業家がゼロから売上をあげていくためのステップというのは、ちょうど福岡から東京へ移動するようなものだとイメージしてください。
福岡から東京まで行く方法には、いくつかのバリエーションがありますよね。
たとえば1時間半ぐらいかけて飛行機で移動する方法もありますし、5時間ぐらいかけて新幹線で移動する方法もあります。
電車やバスを使うという手もありますし、自家用車で移動することもできるでしょう。自転車で旅をする人もいれば、昔なら徒歩で移動するのが当たり前でした。
私たちのビジネスで結果を出す方法も、このようにたった1つしかないわけじゃありません。
私はInstagramを使ったSNS集客を指導していますが、Instagramじゃなければ売上が立たない…なんてことはありません。
FacebookでもTwitterでも、ブログやYouTubeでも売上を出すことはできる。
でも、最速で結果を出すためには、Instagramが一番適しているというデータがあるから、Instagramを選んでいるんですね。
「インスタグラムなんて集客できない」って本当?
しかしビジネスを教えている人の中には「Instagramは集客に役立たない」という人もいれば、「インスタ映えをしないと集客はできない」と教えている人もいます。
そうした話を聞くと、実際にはどうしたらいいのか混乱してしまう人も多いでしょう。
でも、実はそうした考え方も間違いではなくって、その人の稼ぎ方の場合はInstagramが必要ない、インスタ映えが重要だったというだけの話。
イメージとしては、『ピタゴラスイッチ』に出てくるような大きくて複雑な仕掛けのようなもの。
その一部だけにフォーカスを当てて「インスタ映えが必要だ」と聞いても、本質的な意味が理解できません。
そうではなく、ピタゴラスイッチの仕掛け全体に目を向けて見て、全体像の中でその人の言っていることを考える人があるんです。
全体像がわかれば、「あ、この人のやり方ならインスタ映えが必須だよね」「この人の集客方法ならメルマガが一番なんだな」とわかるようになります。
結局、どの考え方も売上を手に入れるための要素の1つ、福岡から東京まで移動するためのルートの1つにすぎないんですね。
インスタグラムからアメブロに飛ばしてはいけない理由
数ある集客方法の中で一番早く結果を出せるのはInstagramです。
そしてInstagramと一緒に使うべきなのが、私たちが使うLINEアプリのビジネス版であるLINE@です。
Instagramにはプロフィール欄で1つだけURLを貼り付けることができますが、ここにはLINE@の友達登録ページを登録すべきなんですね。
でも、同じようにInstagram集客を教えている人の中には「アメブロに飛ばさないとダメ」と考えていることもあります。
Instagramからアメブロに飛ばしてからLINE@に登録してもらう…というのは、いわば福岡からいったん青森に行って、そこから東京を目指すような非常に遠回りな稼ぎ方なんですね。
「意図したタイミングでアプローチできるか」がポイント
たとえばお客さんをアメブロに飛ばしたとしても、お客さん全員がアメブロを読んでくれるわけではありませんよね。
Instagramのフォロワーが1000人いても、アメブロのPVは1日10件だけ…なんてこともあり得ます。
その10件というのもGoogle検索から来たまったく関係のない人のアクセスだったとしたら、「来週にセミナーやります!」と告知したとしても、参加者が集まらないのが当然です。
私たちがまずやらないといけないのは、こちらが意図したタイミングでお客さんにアプローチを取れること、つまりリストビルディングを行うことです。
江戸時代の商人が自分のお店が家事になったとき、真っ先に持ち出したのは商品でもお金でもなく、顧客台帳だったという話は聞いたことがあると思います。
たとえ全財産を失ったとしても、自分の商品を買ってくれる見込み客の連絡先がわかっていれば、いくらでも再起可能だからですね。
集客・教育・販売には『コンセプト』が不可欠
Instagramで集客して、LINE@でリストビルディングを行うためには、自分のコンセプトを明確にしておく必要があります。
たとえばダイエットのコーチングを手掛けているとしても、ターゲットのお客さんが20代なのか30代なのか、それとも40代なのかでアプローチ方法は全然違ってきますよね。
InstagramやLINE@を始める前に、まずは「自分はどんなことの専門家で、どんなお客さんがメインターゲットなのか」というコンセプト作りを行う必要があるのです。
コンセプト作りに役立つのは、マーケティングの世界で「3C分析」と呼ばれている手法になります。
3C分析というのは、お客さん(Customer)、ライバル(Competitor)、自社(Company)という3つを分析するものですね。
この分析ができると、InstagramのプロフィールやLINE@への登録特典を決めるのがすごく楽になるので、ぜひ実践してほしいと思います。
①お客さんのリサーチ
まず1つめは、お客さんのリサーチです。
具体的には、お客さんの悩みごとがどんなものなのかをチェックしていきます。
たとえば、「40代になってから下半身太りが気になってきた」という悩みがあるかもしれませんし、「子どもを産んでから体重が元に戻らなくなった」ことが悩みかもしれません。
そこからお客さんのニーズを明確にしていきます。
「下半身を重点的に痩せられる食事法」「子どもがいても簡単に始められるダイエット法」などですね。
これが明確になると、「あなたのお客さんってどんな人なんですか?」「どういう人がターゲットなんですか?」と聞かれても、即答できるようになるはずです。
②ライバルのリサーチ
次に、競合他社のリサーチをしていきます。
自分と比較して、ライバルはどんな特徴を持っているのかを調べていくんですね。
ここでポイントになるのが、お客さんの中で自分はどんな商品を比較されているのかという視点です。
たとえばダイエットコーチングをやっているなら、お客さんにとってあなたと比較対象になるのはライザップかもしれません。
そこで、ライザップと差別化できるような商品を作る必要があるという戦略が立てられるんですね。
③自社のリサーチ
自社のリサーチにおいて重要なのは、「○○な人のための、○○の専門家」というテーマを決めることにあります。
自分にはできてライバルにはできないことを明確にして、その強みを生かしてお客さんにアプローチしていくわけです。
たとえば「糖質制限は体に悪いよ」ということを伝えて、「こういうやり方がおすすめですよ」と自分の強みを伝えたりすると効果的ですね。
おわりに
お客さん、ライバル、そして自社のリサーチを行うことで、集客でも教育でも効果的にお客さんにアプローチできるようになります。
まずは自分のコンセプトを明確にして、そこから最短のルートで成功を目指せるように工夫してみてくださいね。
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