こんにちは!
instagram集客×引き寄せの専門家の田尻紋子です。
Contents
女性脳のデメリット
前回の記事では、1to1マーケティングの考え方と、女性脳のメリットについて紹介してきました。
引き続き今回の記事では、女性脳のデメリットにフォーカスを当てて解説していきたいと思います。
感情に振り回されてしまう
女性脳を持つ人は感情が優位で共感力が高く、1to1マーケティングでは有利になることをお伝えしてきましたが、それがデメリットになることも少なくありません。
つまり、自分の感情に振り回されてビジネスがうまくいかないというデメリットです。
特に気分の浮き沈みが激しい人は、毎日安定して仕事をするのが難しく、成果を出しづらい面があります。
そこで私がよくお話ししているのは「事実と感情に分けて考えてみて」ということです。
事実と感情は別物だと考えよう
たとえば、嫌いな上司に「声が小さいよ!これだから最近の若者は…」と指摘されたとしましょう。
ビジネスで結果が出せる人は、この状況で事実はしっかりと認め、感情と分離して考えられる人です。
「声が小さかった」という指摘はしっかりと受け入れて改善し、「これだから若者は…」などの人格否定されるような言葉は受け流すというわけですね。
多くの女性は、この事実と感情をごっちゃにしてしまう傾向にあります。
相手が感情的になって発した言葉は受け流していいのですが、客観的に見て正しい意見やアドバイスは素直に受け入れるほうが生産的です。
感情が優位になると、間違った判断を下しやすい
多くの女性に経験があると思うのですが、感情的なときの判断ってだいたい正しくないんですよね。
感情任せでまるで酔っ払ったような状態で人のアドバイスを聞いても、素直に受け入れることができないものです。
自分が感情的になっているときに彼氏や旦那さんから言われたちょっとした一言で、必要以上に傷ついて喧嘩してしまうことも多いですよね。
逆に男性は、感情に左右されにくく冷静に行動できる人が多いので、女性よりも成功しやすい傾向にあります。
もし共感力が高い女性が、男性のような冷静さを併せ持つことができると、ビジネスにおいては最強です。
感情に振り回されずに、数字やデータを見ながら冷静な判断を下す。これができると大きく成長するはずですよ。
セールスが苦手な傾向にある
共感力が高く相手の感情を手に取るようにわかってしまうからこそ、セールスが苦手な傾向にあるのも女性脳の特徴です。
特に30万円50万円といった高額商品を売るときなどは、「自分は今悪いことをしているんじゃないか」という気分になりやすいんですね。
あるいは、「営業したら相手に嫌われるんじゃないか?」と先周りして考えることで不安を生み出してしまい、恐怖の感情が強くなってしまうケースもあります。
男性脳の場合は、「相手の感情なんて完璧には理解できないし、やってみないとわからないはず」と考えて果敢にチャレンジしていきます。
このように高い共感力にはそれなりのデメリットもありますが、男性脳の見方も取り入れて欠点を補えるようにできるといいですね。
挫折しやすい
それからもう一つ、「早く成功しなきゃ!」と焦ってしまい、思うように結果が出なければすぐ諦めてしまうのも、女性脳タイプの人にありがちなことです。
感情が優位になってしまうと、ストレスやプレッシャーがマイナスの感情に結びつき、逃げたくなったりやめたくなったりすることも多いでしょう。
ダイエットでも、最新のダイエット方法を試してみて「1週間効果が出なかったから」と、すぐにやめてしまう人がいますが、これも同じですね。
実は成功というのは、右肩上がりのグラフのように到達できるものではありません。
既に成功している人たちもそうですが、必ず壁にぶつかって立ち止まってしまうことが出てきます。
これは避けられない問題ですので、いかに壁を回避するかよりも、いかに壁を乗り越えるかを考えるべきです。
「なぜそうなったのか?」と冷静に考えて対策を取り、諦めることなく行動し続けられる人が、成功者の仲間入りを果たすことになるのです。
環境に適応できる人が生き残る
結局のところ、ビジネスで成功を収めるためには、周りの環境に適応することが1番重要だったりもします。
マーケティング業界も流行のSNSなどもそうですが、自分が今置かれている環境に適応し、その中でベストな結果を求めようと行動できるのが、成功者の共通点なんですね。
私がよく例え話として使うのが、「ガンダムの操縦桿を握る」というお話です。
「感情」という名前のガンダムの操縦席に自分が座っていたとして、感情ガンダムはどんどん自分勝手に動こうとしてしまいます。
操縦者であるあなたの意思とは裏腹に動いてしまうガンダムを制御するため、しっかりと操縦桿を握ってコントロールする。
これができれば気分の浮き沈みもなくなって、感情が生み出す幻想に苦しむこともなくなります。
男性脳タイプはどうすべきか?
女性のタイプのメリットとデメリットはわかった、では男性脳タイプの人はどうしたらいいのでしょうか?
まず男性脳タイプの心がけるべき点として、女性脳タイプの話を聞くときには「この言葉は、どの感情から生まれているのか?」を考えることが大切です。
たとえば、パートナー同士の会話で「あなたって最近どこにも連れて行ってくれないよね!」という言葉を投げかけられたとします。
これは女性からしたら、「どこかに連れて行ってほしい」というメッセージを、少し遠回しに言っているのが実情です。
なかなかストレートに伝えることができないので、男性からすると「なんで俺は責められているんだろう」と感じるかもしれません。
ですが、そんなときには喧嘩腰になるのではなく、「どうしたの?詳しく聞かせて?」と、本当の気持ちを聞き出すようにしてみてください。
言葉と感情が一致する男性、言葉と感情が一致しない女性
「この言葉は、どんな感情から生まれているのか?」を考えることは、男性脳タイプと女性脳タイプが会話をするときに重要な視点になります。
男性は言葉と感情が一致する傾向にありますが、女性は言葉と感情が一致しない生き物なんですよね。
男性がテレビをみながら女性の話を聞いている…なんてシチュエーションでも、男性は言葉をしっかり聞いているつもりでも、女性は感情を聞いてくれていないと感じるというわけです。
いわゆる「傾聴」という言葉もありますよね。
「この言葉はどんな感情から生まれているのか?」「どんな言葉を求めているのか?」ということに配慮できると、相手からしても「あ、わかろうとしてくれているんだ!」と嬉しい気持ちになれるものです。
特に男性が女性のお客さんを相手にビジネスを始めようと考えるなら、この傾聴スキルは重要になってくると思います。
相手の言葉をまとめる「要約」のスキル
お客さんの話を聞く際には、傾聴のスキルともう1つ、「要約」のスキルもあるのが望ましいです。
相手の言葉に対して、「要点は?何が言いたいの?結論は?」と話を急かすようにするのではなくて、「つまりはこういうことですか?」とこちらが話をまとめてあげるイメージです。
こうすることで「あ、この人はちゃんと話を聞いてくれるんだな」という気持ちになるため、信頼関係が生まれやすくなるんですね。
逆に自分が話し手となるのであれば、一番最初に要点や結論を行ってから、エピソードや具体例などを話すようにすると喜ばれると思いますよ。
おわりに
女性というのは、感情的で正直な生き物です。
そんな性質を理解してあげると、男性脳タイプの人も女性との良好な関係を築けるようになるでしょう。
また、女性がビジネスをやる際には、ここで紹介した女性脳タイプのデメリットも参考にしながら成果が出るように努力してみてください。
↓↓田尻紋子とお友達になる↓↓