こんにちは!
instagram集客×引き寄せの専門家の田尻紋子です。
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最初から100%の成果を目指してはいけない理由
ビジネスにおいて優秀な人ほど陥ってしまいやすい罠として、最初から100%を目指してしまうという間違いがあげられます。
たとえばエステやダイエットの商品を手掛けている人なら、「お金をもらう以上、100%のサービスをお客さんに届けないといけない!」と思い込んでしまっている人のことですね。
たしかに、自分の商品をお客さんに選んでもらった以上、最大限のサービスで応えたいと考えるのは当然のことです。
しかし、ビジネス未経験の人や初心者の人が、いきなり100%のサービスを届けるなんてことは現実的に不可能なことです。
何年、何十年とビジネスを続けている人ですら「まだまだ改善する余地がある」と考えているのに、初心者がいきなり100%のサービスを届けるなんてできるはずがないんですね。
商品も最初は60%でいい
これは商品を作るときも同じです。
初めてお客さんに商品を売るときにも、100%完成した商品・サービスを提供しないといけないと考える人は多くいます。
しかしいつまで経っても100%の商品なんてできるはずがないのですから、結局ビジネスを始めるのを先送りにしたり、ノウハウだけ学んで行動に移すのを後回しにしたりするケースが多いんですね。
そうではなく、商品を作る際にも60%の完成度でいいのでお客さんに渡してしまうのがポイントです。
「そんな状態じゃ、クレームが来てしまうのでは?」と思われるかもしれませんが、次の方法を使えばクレームを回避しつつ、さらに商品の価値を上げていくことができます。
お客さんと一緒に成長し、育てていくのがベスト
その方法とは、「もっと詳しく知りたいところはありませんか?」「ここを追加してほしいというポイントはないですか?」とお客さんに尋ねてしまうこと。
すると、お客さんからも当然さまざまな意見が出てくると思います。
そうしたお客さんの声に合わせて、商品に新たなサービスや情報を追加して100%に近づけていく…。
そうすることによって、お客さんが本当にほしい商品が完成していくのです。
完璧主義はビジネスの成功を妨げる最大の敵
ビジネスの世界では、真面目で完璧主義な人ほど成功しにくいと言われることがあります。
それはなぜかと言えば、完璧主義な人はいつまでも準備を整えることにエネルギーを費やしてしまって、実際に行動を移すことができないからです。
いろんな人のノウハウばかりを集めて稼いだつもりになっているノウハウコレクターと呼ばれる人がいますが、ノウハウコレクターに陥ってしまう人の多くが完璧主義者です。
もしあなた自身にも完璧主義っぽい一面があるなら、注意してください。
ビジネスにおける完璧主義は、私たちの成功を妨げてしまう最大の敵なのです。
完璧主義より「完了主義」
あなたに目指してもらいたいのは、完璧主義ではなく「完了主義」です。
100%の商品やサービスを作って100%の成果を狙うのではなく、ひとまず形にして商品づくりを完了させることをゴールにするということです。
いったん形にしてしまえば、それをお客さんに提供して商品を改善し、よりよい商品に近づけていくことができます。
しかし完璧主義に陥ると、たとえ99%の商品ができあがっていたとしても、お客さんの手元には1つも届かないので売上がゼロのまま終わってしまうのです。
質の高いサービスは、量をこなすことで生まれる
スポーツや勉強、料理などあらゆるスキルに共通する成功法則として「量は質を凌駕する」という言葉があります。
これは、たくさん量をこなすことによってだんだんと質が高まっていき、よりよい成果を残すことができるとい考え方です。
たとえばLINE@の配信でも、たった1通しか送ったことがない人よりも、これまでに100通送ったことがある人の方が、絶対に結果を残しているはずですよね。
なぜなら、100通送ることを通じてお客さんからの反応をチェックしたり、メッセージの開封率を比べたりすることで、よりよい内容を配信できるからです。
アウトプットを繰り返すことが、質の向上につながる
「量は質を凌駕する」なんて言うとちょっと難しく聞こえますが、つまりアウトプットを増やしましょうねって意味で捉えてもらうと、わかりやすいんじゃないかと思います。
SNSの更新やLINE@の配信、ブログの投稿やYouTube動画のアップロードなど、今の時代さまざまな方法で情報をアウトプットすることができます。
アウトプットする回数を増やしていけば、それだけ質の高い情報を提供できるようになるでしょう。
YouTubeで初めてアップした動画や、一番最初に投稿したブログ記事がすごくわかりにくくて聞きにくいように思えるのも、アウトプットし続けることによって、表現スキルが上達しているからなんですね。
インプットばかりでは成長することはできない
逆に、アウトプットをほとんどせずにインプットだけを続けていると、やはりノウハウコレクターになってしまう危険性があります。
学校の勉強でもそうですが、教科書を読んで先生の話を聞いているだけでは、テストの成績は伸びないはずです。
そうではなく、練習問題や模擬試験を受けて勉強した知識をアウトプットすることが、知識の定着につながるのです。
学んだことをメモに書くことから始めよう
アウトプットと言っても、難しく考える必要はありません。
あなたができる一番簡単な方法から始めてもらっても構いません。
たとえば、iPhoneのメモアプリでこのブログの要約を書いてみる、あるいは最近読んだ本の内容をYouTubeの動画で解説してみるというのもおすすめです。
立ち止まって1つもアウトプットできないでいるよりも、たとえ1行だけでも要約を書いてアウトプットしたほうが、ずっと成長につながるでしょう。
ただ量をこなすだけでは無意味。目的意識を持って努力する
アウトプットを増やして量をこなすことができれば、誰でもいつかは成功することができます。
ただし、それが10年後になるのか30年後になるのか、あるいは1ヶ月後になるのかは人によって大きく異なります。
最短で成功できる人と、成功するまでに何十年もかかってしまう人とではどこに違いがあるのでしょうか?
何も考えずに営業するなら、営業しない方がマシ
初心者の人がやりがちなこととして、なんとなくの感覚で営業をしてしまうという間違いがあげられます。
ビジネスは感覚でどうにかなるものではなくて、しっかりとした根拠や法則をもとに行動しないと、結果が出るようにはなりません。
もしあなたがなんとなくの感覚で営業したとしても、ほとんど成約は獲得できないと思います。
お客さんを嫌な気持ちにさせて、あなた自身にもストレスがたまるような営業なら、最初からやらないほうがよかったとさえ言えるのです。
目的意識があるから、2倍3倍の速度で成長できる
ビジネスにおいて最短で成果を出せる人というのは、一つひとつの行動に目的意識を持っているという特徴があります。
たとえば、お客さんに営業するとしても「この前本でこういうテクニックを学んだから、それを試してみよう」という意識を持っているんですね。
「昨日のインスタの投稿はいいねが伸びなかったから、タグのつけ方を工夫してみよう」というように、自分なりの考えのもとですべての行動が生まれているのです。
目的意識を持って行動できるかどうかによって、成長スピードに2倍3倍以上の差がついてしまうでしょう。
もし立ち止まってしまったら、真似から始めよう
「もっともっと行動したい。でも、具体的にどう行動したらいいのかわからなくなってしまった」
そんなふうに立ち止まってしまったときには、成功者の真似をすることから始めてみてください。
すでに結果を出している人の行動であれば、あなたも同じように真似することで高い確率で成果に結びつけることができます。
信頼できるコーチやメンターがいるなら、その人の真似から第一歩を歩み始めましょう。
まとめ
今回は、ビジネスにおける行動することの大切さについてお伝えしてきました。
ビジネスに失敗してしまう人の大半は、行動できていないことが原因にあります。
なので、日頃から完璧主義にならずにまず行動する習慣をつけておくと、きっといい方向に変わっていけるはずですよ。
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