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「答え」より「問い」が大切!売上を10倍にする「仮説思考」とは?

こんにちは

instagram集客×引き寄せの専門家の田尻紋子です。

「なんとなく」の感覚でビジネスをやっていませんか?

女性起業家がビジネスで成功を収めるためには、押さえておかないといけないポイントがいくつかあります。

今回はその中でも、「仮説思考」というスキルをテーマにお伝えしたいきたいと思います。

そもそもビジネスをやっていて稼げない人たちに共通する点として、「感覚でビジネスをやっている」という特徴があります。

「こうすれば、ああなるだろう」「あれをやると、こういう結果になるだろう」というロジックにもとづいた行動をしていない人たちですね。

ビジネスで成果を出している女性起業家は、絶対と言っていいほど感覚だけでビジネスをやってはいません。

体系化したノウハウをもとにしたり、原因と結果の法則を意識しながら仕事をしているんですね。

成功するためには一定の法則がある

正直に言ってしまうと、ビジネスの世界では成功を手にするために一定の法則が存在しています。

さすがに数学のテストの解答のようにスッキリした答えがあるわけではありませんが、それでも「こうすればきっと成功できる」という法則が存在するんですね。

そうした法則は自分1人でビジネスをやっていては絶対に辿り着けませんし、感覚でやっていても見つけることができません。

既に成功している人に学んだり、ビジネス書を読んで体系化されたノウハウを参考にするのが不可欠なのです。

感覚ではなく、ロジックで考えないとダメ

特に女性起業家の場合は男性起業家に比べて、ロジックよりも感情を優先する傾向が強いため、どうしても感覚でビジネスをやってしまいがちだったりもします。

その一方で、女性起業家には男性にはない強みを持っているのも事実です。

それは、感情が優位で共感力が高いことから、お客さんの立場になって考えるのが得意という強みです。

その強みを生かしつつ、感覚ではなくロジックを使ってビジネスに取り組むことで、男性起業家にも負けない最大の成果を手にすることができるでしょう。

売上もスピードも10倍にする「仮説思考」とは?

さて、今回のテーマとなる仮説思考というのは、そもそも答えがない問題に対する「仮の答え」を考えながら、ビジネスに取り組むことを言います。

たとえば、「お客さんの求めている商品はどんなものだろうか?」という問題には、たった1つの答えは存在しないはずです。

お客様一人ひとりによって求めているものが異なり、それぞれのお客さんのニーズに完璧に答えようと思ったら、どれだけ時間があっても足りません。

ですが、お客さんの根本的な悩みや無意識に抱いている理想の未来については、ある程度の決まった答えを出していくことが可能です。

お客さんの悩みや理想を設定してみる

この仮説思考が役に立つシーンとして、お客さんの悩みや理想を明確にする「3C分析」があげられます。

そもそもお客さんの悩みや理想を完璧に理解することはできませんが、ある程度の予測を立ててそれをチェックし、改善することで完璧に近づけていくことができます。

たとえば「お客さんは異性にモテない悩みからダイエットしようと考えたのだろう」と予測して仮説を立ててみたとします。

しかしこのやり方では思うようにお客さんが集まらず、売上にも結びつきませんでした。

そこで「異性にモテたいからじゃなく、自己肯定感高めたいからダイエットが必要なのかも」と軌道修正して、改善していくイメージです。

失敗or成功のフィードバックが成長につながる

「お客さんは異性にモテない悩みからダイエットしようと考えたのだろう」のような予測が完璧に当たっていて、売上も急激にアップする…ということは考えにくいでしょう。

大切なのは一発でお客さんの悩みや理想を理解しようとするのではなく、フィードバックをもとに改善し続けていくことです。

思うような結果にならなかったり、手応えを感じられなかったときには違った仮説を立てて行動していく…。

その繰り返しによって、お客さんの抱いている悩みや理想を完璧に理解できる状態に近づくんですね。

仮説思考を使うことで得られるメリット

この仮説思考を実践することで、女性起業家にとってはいくつかのメリットが得られるようになります。

最短最速で結果を出せるようになる

たとえば、結果が出るようになるまでの時間が大幅に短縮されて、最短最速で成功できるのも仮説思考のメリットです。

仮説を立てて行動して、そのフィードバックをもとに改善を続けていく…という、いわゆるPDCAサイクルができているからです。

PDCAサイクルというのは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つを繰り返していくことですね。

仮説思考を実践することで、このPDCAサイクルを自然と身につけることができます。

1つの方法を試して終わりではなく、常に改善しながら行動することができるので、結果が出るまでの期間も短くなるのです。

初めてのビジネスでも、大きな成果につながる

私たちは新しいことに挑戦したり、新たな分野を学ぼうとするときには、変化を恐れる気持ちが生まれます。

人間はもともと現状維持を好む生き物なので、新しいことを避けようとするのは当然のことなんですね。

ですが、現状維持するだけでは当然成功することはできず、常に変化し続けないといけません。

そして新しいことに挑戦するときの助けになるのが、この仮説思考です。

「新しい事業は、きっとこういう風にやったらいいかな?」という予測を立ててから実行できるので、新しいことにも積極的に挑戦し、結果を残すことができるんですね。

仮説思考力を身につけるためのトレーニング

では、そんな仮説思考をこれから身につけるためには、どんなトレーニングをしたらいいのでしょうか?

ここでは仮説思考のトレーニングになる2つの考え方を紹介しますね。

お客さんの心理を仮定する

まずビジネスをやるなら絶対に考えたいのが、お客さんの心理についての仮説思考です。

つまり、お客さんがどんな悩みを持っていて、どんな未来を叶えたいと考えているのかを予測するということです。

その予測が当たっていれば、あなたのもとにくるお客さんが増えてあなたの商品も売れていくでしょう。

もし予測が外れたとしても、「じゃあ、次はこういう予測を立ててみよう」と改善していくことで、お客さんの心理の理解につながります。

自分の未来を仮定する

それからもう1つ、自分の未来を予測してみるというのもおすすめです。

「私は今から1時間後どういう状態になっているだろうか?」と考えてみるのです。

もし1時間後ネガティブな気分になっていると思えるなら、その原因を洗い出して解決してみる。

もしポジティブな気分になっていると考えるなら、ポジティブな気分につながるための方法について考えてみるというわけです。

このように自分の未来について仮説思考で考える習慣をつけることで、自分の思考や感情をコントロールするのが得意になっていくでしょう。

おわりに

今回はビジネスで大切になる考え方の1つ、仮説思考をテーマにお伝えしてきました。

ここで紹介した仮説思考を身につけて、ビジネスを成功へと導いてくださいね。

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