こんにちは
instagram集客×引き寄せの専門家の田尻紋子です。
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あなたは感情に支配されていませんか?
ビジネスで結果を出せていない女性起業家には「感情に支配されてしまっている」という共通した特徴があります。
女性はもともと感情が優位になりやすい脳を持っていて、理論が優位になりやすい男性の脳とは逆の性質を持っています。
だからといって女性がビジネスで不利になるということはなく、むしろ感情が優位だからこそ共感力が高く、お客さんの心に寄り添える強みを持っています。
しかし女性起業家の多くが感情に支配されてしまう傾向にあり、感情を自分でコントトールできている人は少ないように思います。
感情コントロールができるほど、成功できる
アメリカで行われたある研究によれば、自分で自分の感情をコントロールできる学生ほど、テストでの成績がよくなったというデータがあります。
ビジネスでも同じような結果になっており、感情コントロールが上手な人ほど上司やクライアントからの評価が高く、高い地位や年収を手にしていることがわかっています。
ビジネスで成功するために頭の良さやマーケティングのスキルなどが必要だと考える人は多いのですが、実は感情をコントロールできるかどうかが大きなポイントになっているわけですね。
たとえば仕事で何か嫌なことがあったとき、感情コントロールができない人だとネガティブな気持ちが大きくなってしまい、行動できなくなってしまう可能性があります。
行動せずに現状維持していれば決して稼げるようにはなりませんから、感情コントロールがビジネスの成否を決めていると言っても過言ではないのです。
感情を見える化して対処しよう
そんな感情のコントロールを行うためのテクニックを5つ紹介していくのですが、そのときのルールが1つだけあるので紹介します。
このルールというのは、感情は見える化して対処するべきだということです。
つまり、頭の中で感情をコントロールしようとがんばるのではなく、紙とペンを用意して感情を言葉として書き出してから、対処すべきなのです。
ぜひあなたもメモアプリやノートを用意して、感情コントロールについて学んでいってください。
感情コントロール術①自分の課題と他者の課題を区別する
1つめの感情コントロール術は、自分の課題と他者の課題を区別することです。
これは『嫌われる勇気』の中で「課題の分離」という言葉を使って語られていますね。
たとえば、私たちは相手の行動を100%変えることはできません。
どれだけ子どもに勉強しなさいと伝えても、お客さんの商品を買ってくださいとお願いしても、結局はどうするかを決めるのは相手の課題。
私たち自身ができるのは、相手に呼びかけることだけです。
100%相手を変えることは絶対にできない
ここを勘違いして、相手を自分の思い通りに操ろうとすると、ネガティブな感情が生まれてしまいます。
「なぜ言われた通りにできないの!」「どうしてこんなにいい商品を買わないんだ!」
と、怒りやイライラの原因になるんですね。
私たちが一人の人間であるように、子どもやお客さんも一人の人間です。
人間なら誰でも自分の意思を持っていますから、しっかりと課題を分離して相手に干渉しすぎないことがポイントになります。
感情コントロール術②変えられることと変えられないことを考える
キリスト教には「ニーバーの祈り」という言葉があります。
冒頭だけ少し紹介しますと、以下のようなものです。
私に変えられないことを受け入れる力を、
変えられることを変える勇気を、
そして、変えられないことと変えられることを区別する賢さをお与えください。
自分の力でコントロールできるものとそうでないもの、この2つをしっかりと区別することは、感情コントロールの観点からも非常に大切な考え方です。
お客さんの気持ちは変えられないけど、教育やセールスは変えられる
たとえば、なかなか商品が売れずに売り上げが伸びないという状況で、お客さんに絶対に商品を買ってもらうというのは、私たちはコントロールできないことです。
一方で、教育の質を高めたりセールスの手法を学んだりすることで、成約率を高めることは可能です。
お客さんの気持ちを変えることはできない一方で、普段のマーケティングは変えていくことができる…。
変えられないことと変えられることをしっかりと区別して、変えられることだけに集中していきましょう。
感情コントロール術③最悪な事態を想定してダメージを予想する
不安や恐怖という感情は、女性起業家なら誰でも持つ感情だと思います。
でも、こうしたネガティブな感情は行動するエネルギーを奪ってしまうもの。
なぜなら「失敗するのが怖い」「うまくいくか不安」という感情になってしまうと、より安心安全なところを求めて現状維持しようとしてしまうからです。
このような現状維持を防ぐために、最悪のシナリオを事前に想定しておくという方法が効果的です。
たとえ失敗しても死なないし、借金も抱えない
仮にSNSマーケティングにこれから挑戦しようと考えていて、「うまくいくか不安だな」と感じていたとしましょう。
でも、たとえSNSマーケティングに失敗したところで、最悪なシナリオとして考えられるのは、せいぜい「結果が出なくて時間をムダにする」くらいのもの。
SNSマーケティングに失敗したからといってケガをしたり命を落としてしまうわけではありませんし、莫大な借金を抱えることもありません。
「だったら、怖がらずに挑戦してみよう!」と考えられるようになれば、感情コントロールも上達していることでしょう。
感情コントロール術④事実と意見をわけて考える
たとえばあなたのお客さんからクレームが来たとして、それが事実なのか、それともお客さんの意見なのかを区別して考えることも大切です。
教材のミスやトラブルなどの事実を指摘しているなら、素直に受け入れて直していくべきです。
一方で、お客さんの個人的な意見として「ここはこうすべきだ!」と言われた場合には、少し注意が必要です。
事実と違って意見には、お客さんの感情が入っている可能性があるからです。
視点が変われば、見え方も変わる
仮に一人のお客さんが「こうすべきだ!」と考えていたとしても、別のお客さんは「このままがいい!」と感じているかもしれません。
人によって感じ方は異なりますし、見え方も違ってくるのが普通です。
お客さんの個人的な意見ばかりに振り回されていても前に進めなくなるので、事実と意見はしっかりと区別して考えられるようにしましょう。
感情コントロール術⑤問題と感情をわけて考える
事実と意見をしっかりと区別できるようになったら、問題と感情を区別して考えることもおすすめです。
「今月も売り上げが下がってしまった。悲しい」という思考が生まれたとして、問題に当たるのが「売り上げが下がった」感情は「悲しい」ですね。
ビジネスではネガティブな感情にはあまり意識を向けなくてもOK。
その代わりに、問題を分析して改善策を考えるのが大切です。
感情は無視。問題の解決を考えよう
「売り上げが下がった」という問題があるなら「なぜ売り上げが下がったんだろう?」と考える。
集客がうまく行っていないのかセールスがうまくいっていないのか、それがわかれば、改善して売り上げを上向きにしていくこともできるでしょう。
感情は無視して問題だけを考えるクセをつければ、いつしか感情に心が乗っ取られることはなくなるはずです。
おわりに
今回は女性起業家のための感情コントロール術についてお伝えしてきました。
感情に支配されやすい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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