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お金が増えるお金の使い方とは?

こんにちは

instagram集客×引き寄せの専門家の田尻紋子です。

あなたは「死んだお金」「生きたお金」なんて言葉を聞いたことはありませんか?

「お金に生きるも死ぬもないんじゃないの?」と感じる言葉ですが、これはお金の使い方をたとえた表現です。

つまり、死んだお金というのは使ってもう戻ってこないお金。

生きたお金は、使ったらまた戻ってくるお金のことです。

私たちがもっと収入を増やしたいと思ったら、この「生きたお金」を多くすることが重要です。

貯金することにやっきになっていませんか?

「今月は10万円貯金できた!」
「今年は100万円の貯金を作ることができた!」

このように喜んだ経験が、あなたにもあるかもしれません。

貯金というのは自分を律してほしいものを我慢し、収入を増やす努力をしないと手に入りません。

そうした努力の結果として、貯金が増えると誇らしい気持ちになるのもよくわかります。

でも、あまりに多くの貯金を蓄えることは、あなた自身が成長したり学びを得たりする可能性を減らしているかもしれません。

100万円貯金よりも、100万円自己投資のほうが大切

特にお金のない時期には、無理して貯金を増やすよりも、そのお金で自己投資をしたほうが有益になることだってあります。

「今年は100万円貯金できた!」ということは、言い換えるなら「100万円の自己投資ができなかった」ということ。

その100万円をセミナーや本、起業塾に使っていたら、1000万円の収入が得られたのかもしれないのです。

もちろん精神的な安心感を手に入れるためにある程度の貯金を作っておくのも大事です。

でも、必要以上の貯金は、あなたの成長のチャンスを奪っていることになるのです。

自己投資にもルールがある

女性起業家としてビジネスで成功を収めたいと考えるなら、自己投資にお金を使うことは必須。

お金を払って情報を手に入れたり、環境を変化させたりすることが、女性起業家としての成長につながるからです。

ただし、自己投資の定義についてはしっかりと決めておかないといけません。

たとえば、本の中でも小説やマンガは自己投資なのか?浪費なのか?

起業家同士の飲み会に参加するのは、自己投資なのか?浪費なのか?など。

「息抜きも自己投資だ!」理論は危ない

自己投資の範囲を広げすぎてしまうと、ただの浪費家になってしまう可能性があります。

たとえば、仕事の合間の息抜きとして5000円のランチを食べることを「自己投資だ!」としてしまうと、再現が無くなってしまいます。

どこまでが自己投資で、どこからが浪費なのかはしっかり決めておきましょう。

続いて、お金が増える「生きたお金」の使い方について、3つのポイントをお伝えしていきます。

お金が増える使い方①収入の2割を自己投資に使う

仮に月20万円の収入があるなら、そのうち4万円は絶対に自己投資に使うことを決めてしまいましょう。

収入全体の2割であれば、全額を自己投資に使っても生活のやりくりはできるはずです。

この4万円以上自己投資するのは、自分の身の丈に合わない出費なので慎重になったほうがいいでしょう。

一方で、自己投資が月4万円以下になることもないように、自己投資を習慣化していきましょう。

気分ではなく、仕組みで自己投資しよう

「今月は自己投資を増やしてみようかな」
「今日はあの本を買って読んでみようかな」

というように、その時の気分で自己投資を決めてしまうのは避けるようにしましてください。

何も考えなくても、自動的に自己投資できるような状態がベスト。

意識しなくても毎月しっかり自己投資できるようになれば、女性起業家としても大きくレベルアップするはずです。

お金が増える使い方②人に貢献できることに投資する

自己投資というと「自分のため」にお金を使うという印象がありますが、実はそれ以外にも自己投資の方法があります。

それは、人の役に立つことにお金を使うこと。

一番わかりやすいのは、寄付ですね。

ほかにも、たとえば「起業できなくて困っているママさんが多いな」と思ったら、自分で起業についての本やセミナーに参加してみて、教えられるようになるのもいいでしょう。

そもそもビジネスの本質は、人の役に立つ商品やサービスを提供すること。

だったら、人の役に立つためにお金を使えば、それが自分のもとに返ってくるのも当然でしょう。

人のためにお金を使える人ほど幸福に

また、人のためにお金を使う人ほど、幸福度が高くなるというデータもあります。

自分のために1万円使うよりも、両親や家族のために1万円使ったほうが、心が温まって幸せな気分になりますよね?

このように、人のためにお金を使うことは、ビジネスの成功だけではなく、幸福な人生も呼び寄せることになるのです。

最初のうちは、「人のために使ったって、自分は得しないのでは?」と感じるかもしれませんが、まずは一度人のためにお金を使ってみましょう。

すると、予想した以上に心境が変化すると思いますよ。

お金が増える使い方③2倍に増えることにお金を払う

やみくもに自己投資して浪費してしまうのを防ぐには、事前に「このお金はどのくらいの価値になって返ってくるだろう?」と見通しを立ててみるのも大切です。

たとえば、ランチや服にお金を使ったとして、その代金が2倍になって返ってくる…なんてことはありませんよね?

でも、本やセミナーなら、払ったお金の2倍3倍、ときには10倍以上の価値になって返ってくることもあります。

このような見通しを軸にしてお金を使うことで、無駄使いを防げるようになるでしょう。

見通しが立たないなら、ただのギャンブル

使ってもいくら返ってくるかわからないお金の使い方を、ギャンブルと呼びます。

ビジネスの世界では、ギャンブルに手を出すなんてもってのほか。

私たちの大事なお金を使うのですから、きちんと結果が出て、結果になって返ってくるものを選ばないといけません。

自己投資が一歩間違ってギャンプルになってしまわないよう、見通しを立ててお金を使うようにしましょう。

おわりに

欲しくもない服を「安いから」という理由で爆買いしたり、やけ食い・やけ飲みしてしまうのは、死んだお金を使うようなものです。

一度使ったら絶対に戻ってくることはなく、単なる消費や浪費で終わる。

でも、自己投資のために本やセミナーを買って生きたお金を使うことは、将来戻ってくるお金を増やすのにつながります。

あなたは今、生きたお金を使って「お金が増えるお金の使い方」を実践できていますか?

死んだお金をたくさん使っているなら、日々の出費を見直すことから始めてみてくださいね。

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