プロフィール
田尻 紋子(たじり あやこ)
公益財団法人 日本生涯学習協議会監修「講師力」認定修了講師
ライフコーチ
エステティシャン
1977年福岡県生まれ
大学卒業後に入社した営業職で
上司のコーチングコミュニケーションにより
お客様に信頼されながら
管理する店舗が
日本全国28店舗中1位
目標達成率230%
過去実績比430%達成
コーチングの素晴らしさに魅了され、2012年よりコーチとしての活動を開始。
2018年からコーチングに加えて
Instagramと LINEを活用したマーケティング方法を伝え
地方在住のコーチ・セラピストでも全国から問い合わせが来る状況を作り
クライアントが開始から2ヶ月目に月商270万などの実績をサポートしている。
想い
こんにちは。Instagram×引き寄せの専門家の田尻 紋子です。
私は今でこそ
地方にいながらInstagramとLINEのマーケティングで
全国のお客様からお問い合わせいただき
福岡と東京を行き来しながら
通算3000人以上の起業家の方々にアドバイスをさせていただいていますが
そもそもの私は、子どもの頃から目標達成とは程遠い
人が当たり前にできることもできない、不器用な子どもでした。
実は、今もそうです。人が当たり前にできるのに、私にはできないこと、たくさんあります。
こんな私がこのようなお仕事をしていること、ちょっと不思議に思われるかもしれませんね。
私は、まずはコーチングを始めて
その後コンサルタントとしても活動するようになりました。
少し、私の話を聞いてくださいね。
キッカケになった18年前の出来事
先日、セッション中に
『紋子さんは、なぜコーチングやコンサルティングを始めたのですか?』
『きっかけはなんですか?』
と尋ねられ思い出したことがあります。
私は18年前のある経験を話しました。
大学を卒業してすぐのこと
私は、バリバリの営業会社に務めていました。
そこは学歴不問、実力主義
営業成績で全てが評価される世界
そのため、そこでは強引なセールスが日常化しており
全国各地の28 店舗で、毎日ランキングを出して
順位を競っている会社でした。
そこで私が出会った、上司の井上さん
関東で大きな実績をあげて、 21歳にして地域を統括する優秀な方
それにもかかわらず、私へのコミュニケーションは質問ばかりでした。
『今日は何件の契約を取りたいの?』
『その契約を取るために今日は何をするの?』
『他にできることがあるかな?』
『僕に協力できる事は?』
ノウハウは、よくご存じのはずなのに
こちらが質問しない限りは教えてくれる事はありませんでした。
そして毎日の質問に必死に答える私。
『今日は○件の契約を取ります。』
『そのために○○と○○をやります。』
『まずは○○をやります。』
こんな風に、自分でやると言ったからには
やらないわけにはいきません。
そんな環境で必死にやっていくうちに
激しい競争の世界で
全国28店舗中、ダントツの1位になります。
前述のように
私は、もともとは人が当たり前にできることもできない
人が理解できることも理解できない
劣等感の塊のような人間でした
それがこのような実力主義の世界で1位になることができた。
人生で初めて自分に自信が持てた瞬間でした。
その自信は、その後も私にエネルギーを与え
職場環境が変わっても、同じように実績を上げることができるようになりました。
自分だけの力ではなかった‼︎
この時点では、私は自分の実力で結果を生み出したと思い込んでいましたが
3年ほど経った頃、コーチングの概念に出会い
井上さんのコミュニケーションが、完全にコーチング的コミュニケーションであったことを知ります。
この時コーチングの、人の潜在的に眠る力を引き出せる
人生すら変えてしまうようなパワフルな力に心底魅了されてしまいました。
しかしコーチングを学ぶには当時100万円近くのお金がかかり、一主婦に過ぎない私にそのような額の自己投資は出来ませんでした。
当時の夫も友人も、誰もコーチングを知らず、その価値を伝えてもうまく伝わらないことにも苦しみました。
しかし、コーチングへの想いは全くぶれることがなく
この頃から、何かに取り付かれたように、約10年間
独学でコーチングや関連する書籍を読み漁り、インプットを続けました。
私にとって、これは自分の人生のミッションであることが明白でしたが、誰かとこの思いを共有できないことは、大変な孤独でした。
そして少しずつ、自分もコーチをつけるようになり
その後コーチングスクールにも通いました。
どうしてみんなコーチングを知らないのだろうか?
私にとっては、なぜこんなに自分の周りにコーチングが広まっていないのか
なぜ当たり前にコーチングを受けないのか
不思議なくらいでした。
だからこそ、自分がコーチングを広める1人になりたいと思いました。
『自分ががそうだったように、他の人たちも、今見えている力が全てではない。
計り知れない眠っている力があるはず。』
『それを引き出して目の前に見せたい。あなたの力はそんなものではないんだと、声を大にして言いたい。』
『自分の力を知ること。自分のミッションを知ること。
未来に可能性を感じることの喜びを、全ての人に伝えたい。』
そのような想いからコーチとしての活動を2012年に開始。
10年間続けたインプットをどんどんアウトプットし始めます。
孤独な10年間は無駄ではなかった。
孤独だった10年間。しかしその間の蓄積された学びは無駄ではありませんでした。
コーチングセッションにおいてこの期間に学んだことは
自然と目の前の人の状況に応じて、適切なものを組み合わせ
カスタマイズして提供することで独自の強みとなっています。
そこからさらに数百万円の自己投資とコーチとしての経験を重ねて、さらに多くのものを提供できるようになりました。
コーチングで自分のミッションに気付けた方をコンサルティングで成果が上がるように引き上げてサポートします。
『あなたの本当の力を、共に発見するお手伝いをしたい。』
自分のミッションに生き、自分への挑戦を楽しみ続けて成長できる人を、1人でも多くサポートできますように。
私だから出来ることがある。
このように、不器用で人並み外れて劣等感を持っていた私だからこそ
理解できる感情や、今の状態までの過程でもがきながら得た学び
出来ない人間でも出来るようになる仕組みを伝えることができるのだと思っています。
マイナスの経験は、今では、全て意味のあったものだと
心から感謝しています。
順風満帆に生きてきたとしたら、伝えられなかったであろうことばかりなのです。
そして、これには続きがあります
実は、この18年前
井上さんのコミュニケーションにより成果を出した時に
わたしがやっていたことは
まさに、今InstagramとLINEを組み合わせて実現している
『マーケティング』でした。
当時は、マーケティングなんて言葉自体
知らなかったけれど。
この時、あまりに人が来なくて
でもバリバリの営業会社で売らなければいけない状況
休憩も取らず、ひたすら来店されるお客様全てに接客し
必死に売ろうとしますが
お客様はその分引いて、帰ってしまう・・・
ある日、心が折れてしまい
そして思ったこと
『もう、勝手に売れたらいいのにーーーーー!!!』
そして、気付きました。
『そうだ!勝手に売れる仕組みを作ろう!!!』
そんな発想から
売場に人が集まる仕組み
足を止めて立ち止まり、興味を持つ仕組み
わたしが言いたいことは、ポップを使って伝える仕組み
あとは、私のお仕事はお客様の背中を押すだけ
商品を持ち帰ったあとの
楽しい生活の話をして
想像してもらうだけ
実は、今お伝えしている
売り込まずに、欲しいお客様に出会うためのマーケティングそのものだったのです。
そして、その仕組みを作るということは
私にとって、半分はお仕事であるけれども
どこか子どものいたずらか
実験のように
ワクワクしながら仕組みを考えて
お客様の反応を楽しむ
全く苦にはならないものでした。
一度セールスが出来なくなりました。
このあと、違う業種でも成果を出し
やがて、26歳の時に結婚し
子どもが生まれます。
4026gで生まれた、とても大きい
目がくりくりした、可愛い男の子です。
働いていた時とは、全く違う生活を送るようになりました。
周りに比べて早い結婚で
育児で相談できる人はあまりおらず
手探りで
まだ若かった私は
いっぱいいっぱい
思い通りにならず
泣いてる子どもを抱えて
一緒に泣いているような、まだまだ未熟なお母さんでした。
それでも必死にお世話をして
毎日一緒に手を繋いで
道に咲く花を眺めたり
鳥のさえずりを息子と聞いたり
空の色の不思議さに見とれたり
なんというか、人間らしい生活を送るようになり
そのうち、過去のことで胸が痛むようになりました。
強引なセールスこそしていなかったけれど
毎日の数字にばかり目が向いていた私は
目の前の人を大切にできていただろうか
1人の人間が生まれて育つのに
お腹のなかで、こんなにも待ち遠しく
生まれてからも、こんなにも気が遠くなるくらいに
毎日毎日手間がかかり
でも、こんなにも大切で
きっと、1人1人のお客様も
そうして大切に思う人
手間をかけて育てた人がそばにいて
私にとっての息子と同じ
誰かにとっての大切な人なのに
私はその人たちを
大切にしてきただろうか
人の気持ちより数字を優先していなかっただろうか
実力主義だからと
ライバル会社のお客様にセールスをして購入頂いたとき
ルールで許されていたにしても
ライバル会社のセールスマンはどんな気持ちでいただろうか
当時、そのことを考えたことはあっただろうか
どうして、こんなことしなければいけなかったのだろうか
そんな罪悪感が少しずつ胸に刺さるようになりました。
これは長く尾を引き
子ども達が幼稚園に通うようになると
私も仕事を始め
接客や営業は得意だと思い
以前の経歴を胸に
同じ業種に飛び込んでみても
全く売り上げを上げられないようになります。
履歴書に書いた過去の経歴は立派に装っても
その経歴を期待されて採用されたはずなのに
今の私は全く売ることができない
そこにいられないような
とても恥ずかしい気持ちで過ごすようになりました。
そして、その職場は
以前いた以上のバリバリの営業会社
そこでの在り方は
お客様のニーズを満たすために営業がいるのではなく
会社のニーズを満たすためにお客様がいるように感じ
ただ、そこに染まっているふりをしながら
人間らしい感情を保つようにだけ必死に心がけ
だんだんと疲弊した状態になりました。
何をどうしたら売れるのかも、わからない状態でした。
もっと早く学んでいれば良かった!!
この頃から、日常的に
コーチング・コンサルの先生についてもらい
売れる仕組みや考え方を知るようになり
学んでから短期間で、なかなかセールスできなかった
自分のコーチングの契約も
取れるようになりました。
それまでも、ビジネススキルを学んでいましたが
知識として頭に入っても
それをどう使えばどうなって
という、売り上げに繋がるルートがイメージできず
なかなか成果に繋がりませんでした。
成果を出すのに
勇気のいる、大きな金額を投資しました。
決して余裕があって投資したわけではありませんでした。
しかし、その大きな額を投資してしまった
回収しなければならない
その気持ちも、私を後押ししました。
そして、きちんと投資先を選んで正しい方法をやることが
こんなにも劇的に変えてくれるものかと驚きました。
何より、教わるだけでなく
自分自身が仕組みがわかるようになりました。
無料や安価なものだと成果を出すのは難しいと言われますが、私もそうでした。
お金を出しているからこそ
この期間までにこれをやってここまで進もう
とにかく必死に考えて大量に行動しました。
そして、セールスの道筋が見えたとき
また、18年前の
ああすればこうなる、とか
こういうことをしたら
お客様はどんな反応をするだろう、とか
子どものようなワクワクが帰ってきて
楽しくなりました。
ミッション:自分らしい仕事で生きる大人を3000人サポート
私を導いて下さった、上司の井上さん
そして
素晴らしい数多くのメンターに導いていただきました。
感謝してもしきれないくらいに。
私は、一つ決めていることがあります。
1番のありがとうは
教えていただいた事を行動に移すことだと。
ありがとうの言葉を言うのは簡単だけれど
実行に移さなければ、教えて下さった方の時間を無駄にしてしまう。
そう思うから。
時間は、一番貴重なものです。
私のミッションは、自分らしい仕事で生きる大人を3000人サポートすること
そして、幸せな大人たちの姿を子どもたちに見せることです。
コーチングとコンサルティングで、誰かの力を引き出すことが出来て
少しでも、周りの方々にいただいてきた恩を
これから出逢う方にもお返しできましたら幸いです(^o^)
長くなりましたが
ここまで読んでいただきまして、本当にありがとうございます!